オブジェクト指向と日本語

naoyaさんの日記。オブジェクト指向の話がおもしろく書いてある。

http://d.hatena.ne.jp/naoya/20050529

UNIXコマンドラインからファイルを消す場合は、

$ rm foobar.txt

という感じで、消すという動作を最初に決めてから、次に消す対象を選んでいます。これはオブジェクト指向じゃないですね。(なので、コマンドラインからの操作は、慣れないと難しいんだろうなあと思います)

つまり、物を選んでから何をさせるかを決める。これを一度理解できると、オブジェクト指向がよく分かるようになる...はずです。(笑)

言語としてい見ると、コマンドラインはやはり英語圏から来ているので、最初に動詞が来る形になっている。プログラミング言語の文法もそう。
これがオブジェクト指向という概念になると、ものがきて、それをどうするか、「foobarテキストを捨てる」となる。つまり日本語の文法に近くなるわけだ。とすると、日本人には馴染みやすいといえるのかも。