仕事と人生のバランス

エンジニアとして過ごす「人生の時間の質」

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0506/29/news108.html

ソフトウェア開発の現場では、このような基本的な秩序維持のノウハウが蓄積されてこなかったといえるのである。それゆえにこそ、ソフトウェア開発現場の非人間的な労働環境が一部では指摘され、問題視されることになっているわけだ。

 「人生があって、仕事がある。その逆ではない。エンジニアとして過ごす人生の時間の質(QoEL=Quality of Engineering Life)を高めるにはどうすればいいか」(

いま、ソフトウェア業界は根性論で通ってきたふしが多々ある。果て無き残業時間、つみあがる工数、迫り来る短納期、どんどん現場の人間が不幸になっていく悪循環。 そんな現場がまだまだ多い。自分の子供にこの業界を薦めるかといわれれば、今の状況では薦めれないなぁ。最後に言っている、人生があって、仕事がある。この順序こそもっとも大切な要素だと思う。人生は、仕事の価値・プライドなどが多くを占めるが、そろそろ人と比較する相対的な価値を見直す必要があるんじゃないか。自分の中における絶対的な価値観で、人生を進むべきではないのか。ヨーロッパの長い歴史が育んだ文化はそいうものだと思うのだが、なぜに日本の長い歴史の中で、1にも2にも仕事仕事という状況になったのだろう。仕事があるからお前が生きているんだろ?という状況がなぜに生まれてしまったのか。短時間の労働が最大の効率を生むという概念がないのだろうか。そろそろ仕事における時間の質、スループットを重視し、労働時間の積み上げががんばっているという感覚を捨てるべきではないのか。