独自性

起業するのに圧倒的な独自性が必要なんだろうか。それがないと起業する意味がないんだろうか。そんなことはないと思う。
普通は起業して苦しみながら(楽しみながら?)やっていくうちに次の道が見えてきて、そこからさらにステップアップして気がついたら軌道に乗ることができているんじゃないのかな。最初から多くの人が認める成功しそうなプランを持っているなんてありえない(あってもいいけど)。はてな人力検索だって、すぐに大手は作れるし、最初はそんなもの成功するのか?という疑問だらけだったはず。
サイバーエージェントのIT系の営業代行も最初は目新しいけどすぐに大手が入ってしまえば独占されたはず。サイバーエージェントは営業代行の会社からメディアやインフラを提供する会社へとシフトしていったのが良かったんだと思う。

思うに、IT企業の場合、とりあえず立ち上げて試行錯誤しながら進化していくのがいいんじゃないだろうか。IT系企業は進化のスピードが速いというためにそれが出来ているんじゃないだろうか。だからスピードを落とさずにどんどん進化していける組織を最初に作るべきなんだろうな。

IT系の起業は初期投資が少ないので、あまりリスクにならないから、チャレンジしたい若者はどんどんやるべきだと思う。まぁ、最初の資本金がないと始まらないことは確かですが。1円から起業できるってったって、最初の登記代が20万円ぐらいかかるしねぇ。