悩むことと考えること

面白い記事を見つけた。
「悩むことと考えることの違い」
http://www.enpitu.ne.jp/usr6/bin/day?id=60769&pg=20070205

「考えることと悩むことは違うよ。考えるっていうのは、劇団を旗揚げして、やっていけるのかどうか――じゃあ、まず、今の日本の演劇状況を調べてみよう。自分がやりたい芝居と似たような劇団はあるのか、似たような劇団があれば、どれぐらいのお客さんが入っているのか、自分の書く台本は演劇界の中でどれぐらいの水準なのか――そういうことをあれこれ思うのを考えるって言うんだよ。当然、調べたり、人に聞いたりもするよね。悩むってのは、『劇団の旗揚げ、うまくいくかなあ……どうかなあ……どうだろうなあ……』ってウダウダすることだよ。長い間悩んでも、なんの結論も出ないし、アイデアも進んでないだろ。考える場合は違うよ。長時間考えれば、いろんなアイデアも出るし、意見もたまる。な、悩むことと考えることは違うんだよ」

確かに。普通は考えながら悩むっていうことが多いと思うけど、考えてる途中から悩みはじめてそれがどんどん大きくなると不安が大きくなって、不安がある大きさを迎えると考えることが停止して悩むことだけになってしまいがち。悩みに支配されると考えることすらも不安になってしまう。
不安の中にいる時、ふと自分は今悩んでるのか考えているのかどっちなんだろう、そう意識していれば、ある程度は回避できるのかな。