Flash Media Server(FMS)に相当するオープンソースのRed5ですが、とりあえずLinuxにインストールしてみました。
以下手順。
必要なツール
まず、apache-antを下記からダウンロード。
最新版のapache-ant1.7をインストール。
インストール方法は、ダウンロードしたtarファイルを展開し、出来たディレクトリを、/usr/local/antにコピーするだけ。
tar -zxf apache-ant-1.7.0-bin.tar.gz mv apache-ant-1.7.0 /usr/local/ant
そして、.bashrcにantのパスを設定
vi ~/.bashrc export ANT_HOME=/usr/local/ant export PATH=${PATH}:${ANT_HOME}/bin
これで、
source ~/.bashrc
として設定完了。
次に、JDL1.5をインストール。最新版はJDK6だけど、それでコンパイルするとエラーが出てしまうため、古いJDKを下記からダウンロード。
このサイトの、JDK 5.0 Update 11をダウンロードしてインストール。
rpmではなく、binをダウンロード
それを実行し、インストール
chmod 755 jdk-1_5_0_11-linux-i586.bin ./jdk-1_5_0_11-linux-i586.bin
インストールファイルがカレントディレクトリにできるので、それを/usr/javaに移動
mv jdk1_5_0_11 /usr/java/
そして、JDKのパスをbashrcに記述
vi ~/.bashrc export JAVA_HOME=/usr/java/jdk1.5.0_11 export JAVA_VERSION=1.5 export PATH=${PATH}:${ANT_HOME}/bin:${JAVA_HOME}/bin
これで、
source ~/.bashrc
として設定完了。
red5の公式サイトにアクセスする。
このサイトの
をダウンロード
red5-0.6rc1/doc/readme.htmlを必要があれば読む。
下記コマンドでインストール
tar -zxf red5-0.6rc1.tar.gz cd red5-0.6rc1 make
makeが終わると実行ファイルがred5-0.6rc1/binに出来る。
下記コマンドを実行すると、red5が起動する。
red5-0.6rc1/red5.sh
ブラウザにて
にアクセスし、RED5の画面が表示されればOK
と、ここまで書いた時点で、先ほどRED5メーリングリストでred5-0.6rc2がリリースされたとアナウンス。
red5-0.6rc2では、JDK6に対応したそうな..