HP ML110 G4 + CentOS4.4 32bit

HPのML110 G4が着たのでセットアップ。マザーボードのチップはIntel 3000。HDDはSeagate
さっそく電源投入前にケースを開ける。

ケースは予想以上に小さくて、NECの水冷ディスクトップと変わらない大きさ。しかもブート後は予想以上に静かだった(さすがに水冷よりはうるさいけど)。

早速,CentOS4.4 Server 32bitをインストール。BIOSの設定は何もいじらず、CDブートさせて、textモードでインストール。結果、あっさりインストールできました。SATAも問題なく認識。今回はRAIDカードをつけずに、マザーボードオンボードSATAにつながってるからすんなりいけたんだと思う。
インストーラーの時点で、sda,sdbのHDDデバイスが認識されてました。
注意点としては、/bootの領域をsda,sdbともに第一パーティションに指定しないといけない。そうしないとGrubからブートしてくれない可能性があるので(最初ためしに/bootなしで/とSwapだけでやったらインストール完了するけどブートしなかった)
その後、RAIDの設定で、/bootにその領域を指定する。
注意点として、softwareRaidの領域を作成する際に、利用可能なHDDとして、sda,sdbともにチェックが入っているので、これをそれぞれの対象のHDDのみにしておかないと、RAIDの作成の際に再度softwareRaid領域が作られてしまう。

ということで、インストールも完了し、SoftwareRAID1構成が簡単に出来ました。
オンボードのネットワークカードも普通に認識されています。
以下dmesgを抜粋

・メモリ2G
Memory: 2072204k/2095680k available

・CPUはXeon 1.86 デュアルコア
CPU: L1 I cache: 32K, L1 D cache: 32K
CPU: L2 cache: 2048K
CPU0: Intel(R) Xeon(R) CPU            3040  @ 1.86GHz stepping 02
CPU1: Intel(R) Xeon(R) CPU            3040  @ 1.86GHz stepping 02

・SATA 250G HDD を2台
ata1: SATA max UDMA/133 cmd 0x30C8 ctl 0x30BE bmdma 0x3090 irq 193
ata2: SATA max UDMA/133 cmd 0x30C0 ctl 0x30BA bmdma 0x3098 irq 193
SCSI device sda: 488397168 512-byte hdwr sectors (250059 MB)
SCSI device sdb: 488397168 512-byte hdwr sectors (250059 MB)

・オンボードのネットワークカード
eth0: Tigon3 [partno(N/A) rev 4201 PHY(5750)] (PCI Express) 10/100/1000BaseT

ここで、ディスクアクセスを計測。RAIDにしたので、デバイスは/dev/md*になる。

# hdparm -tT /dev/md2

/dev/md2:
 Timing cached reads:   4736 MB in  2.00 seconds = 2367.18 MB/sec
 Timing buffered disk reads:  234 MB in  3.02 seconds =  77.42 MB/sec

READで77Mbyte/Sが出てる。SATAのI/Fは150〜300MB/Sだが、ディスク速度などの関係からI/Fの速度は使い切れてないので、だいたい70MB/Sが平均的なSATAディスクの速度らしい。なので、ディスクアクセスも問題なし。