VMware ESXiの評価(Dell SC440)

ハイパーバイザー型のVMware ESXiが無料化されたのでダウンロードして、VMware Serverと比較しようとしてます。VMwareServerはホストOSのひとつのアプリケーションとして動作していて、全ての動作はホストOS経由になるのでパフォーマンスがハイパーバイザーに比べて悪いんじゃないかという予想。

とりあえずESXiをダウンロード。ダウンロード画面に認証キーがあるようなのでそれもメモする(僕はメモし忘れた)。認証キーを入れないと60日しか使えない。


ESXiのインストールは、ISOイメージをCDROMに焼いて、ブートさせればサックリ入ります。問題はここからでした。

最初のマシン構成は下記のもの。

Dell SC440
CPU : Pentium(R) Dual-Core プロセッサー E2180
Mem : 1G ECC
HDD : 80G SATA
NIC : onBoard NIC(Broadcom)

このマシンでは、1Gメモリが原因で、64bitのゲストVMを起動させるとBIOS画面の前でエラー。メモリが何とかっていうエラーで意味不明だった。

ちょっと前に注文したDell SC440 2Gメモリのマシンが今日届いたので、HDDを付け替えて、そっちでやったらエラーでない!
というわけで、上記の構成でメモリ2GのSC440で実験していきます。

難関1 VMをブートさせてもBIOS画面が出ない
下記の方法でなんとかなった

 Create a new virtual machineからVMのベースを作る
 Edit Virtual Machine settingsからOptionsタブ→Boot Options→Force Bios Setupにチェック


難関2 VMゲストをインストールしようとすると、ネットワークブートが始まってOperating system not foundと出て先に進めない

サーバ上のIDEのCDROMドライブをどうやら認識しないっぽい。ブートするといきなりネットワークブートしかできない感じ。
これには結構まいったけど、下記の方法で対応できた。超バッドノウハウ!!orz

 Create a new virtual machineからVMのベースを作る

 Edit Virtual Machine settingsからOptionsタブ→Boot Options→Power boot on delayで5000程度にする

 HardwareのCDROMの箇所をClient Deviceにする
(これは管理コンソールで接続しているWindowsマシンのCDROMドライブを利用するという意味なので、
  WindowsにCDROMをセットするかISOファイルを置いておく)

 VMスタートさせ、boot delay中に、connect CDROMを押すorz
 (ISOからブートする場合は、connect ISOにする。ファイル選択に時間がかかるようなら、
   boot delayの値を10000程度にすると良い)


さて、これで64bit CentOSインスコできると安心しきってたら、CentOSのインストール画面が進み始めて「Your CPU does not support long mode.」のエラーが出現←いまここ。
ESXi経由ではなく、直接CentOS 64bitのDVDからインストールは出来るのに。。。なぜ!
下記を参照しながら現在格闘中。
http://d.hatena.ne.jp/Tikkoino/20080817