GuestOSのSSHポートフォワード経由で、ホストOSにVMコンソールログインする時の注意点

VMware Server1.0系の話です。OSは全てLinuxです。

ホストOS上にVM1とVM2が動いていたとして、ホストOSはグローバルIPを持たずに、ゲストOSのみがグローバルIPを持っている構成の場合の話。

この環境だと、とりあえずGuestOSのSSHポートフォワードを使って、GuestOS経由でVMwareコンソールアクセスするんですが、この時、VM1のsshポートフォワードを使ってVMコンソールアクセスした場合、コンソール上にVM1の画面を出した瞬間にゲストOSが固まります。VM2のコンソール画面を出すのは問題ないです。

ということで、SSHポートフォワードでアクセスする場合は下記の点を守ると安全です。

  • SSHポートフォワードしたVMは、VMコンソールから画面に絶対アクセスしないこと
  • consoleアクセスした際、もしくはログアウトする際、通常はタブを全て閉じておく(タブ欄の一番右の×印を押して)
    • VMにアクセスしたい時だけ、左のInventoryの欄から該当VMをクリックしてVMコンソールにアクセスする
    • その際、ログアウトするまえにタブを消しておく
  • Consoleのクライアント側の設定で、viewのStatusBarはチェックをはずして非表示にしておく