携帯電話でPCのデータ通信定額!

とうとう出ました。携帯電話回線を使ったPCデータ通信サービス。ここ半年ぐらいから一気にモバイルブロードバンドの活気が満ちてきていたが、まずははじめの一歩をボーダーフォンが踏み出した。

PCでもデータ定額制が利用可能に
http://japan.cnet.com/news/com/story/0,2000047668,20085716,00.htm

同社はボーダフォンの回線を利用してサービスを提供する。通信速度は下り最大384kbps。

なんといっても、300Kbpsを越える速度が魅力。のぼりが気になるところだが、まぁ半分ぐらいは出ると予想。携帯電話の広域対応と、通信速度が魅力的。これで1万円だが、法人の大口契約の場合なので、一般の人が使うのはまだまだ高いかも。でも、これからはいくつかの選択肢が出てきているので、用途に合わせていける時代になる。
ライブドア+AirH"で広範囲のエリアをカバーしつつ、メインはライブドアの高速無線LANを利用とか。
ユビキタスとかいう言葉が一人あるきして、勝手なビジネス用語でどこの大手メーカも使ってた2年前と比べると、どんどんユビキタスなものが具現化されはじめている。一時期はかなり怪しいキーワードだったが、さすが日本のメーカも捨てたもんじゃない。うちの会社の展示会なんて、ハードウェアからソフトウェアまで組み合わせているから、本当に動くものを作って見せている。まぁサービスはあとからだろうけど、動くものを作ってしまうところが、やはりすごいなぁと思う。

さて、近いうちにどこでもブロードバンドな時代となり、ソフトウェアはオープンソースで、フレームワークを利用し生産性を高め、だれもが情報を発信できる立場になるだろうと考えると、いかにクリエイティブなことを考えて、具現化していくかというスピードが重要となるんだろう。用は、やっとツールとしてのITになりはじめたということかな。そうすると、じゃあどんなことをしたら利益が上がるとか、おもしろいとか、使いやすいとか、そいうことをコアに考えて、その次に何を使えば最短で効率よく実現できるかを考えて、最後は余裕のできた時間で、それを実現した後の運用とか対応とか、顧客満足につなげていくかっていうのに注力することが、これからの流れ(すでになっているところも多いけど)になるだろう。そんなの当たり前だろって思うけど、当たり前のことを当たり前にやっていくのは相当しんどいってのが最近わかりました。特に大きな会社では。