燃える氷

続いても、高任 和夫の小説。これはメタンハイドレードの話で、日本の将来を書いている。エネルギー危機によって日本がもう終わりに近いぐらい不景気で、国力を失っている状況で、新しいエネルギーが必要だという話。そして、メタンハイドレードの発掘に関しての計画は、実際に日本が計画している発掘計画と同じ設定であり、その点においてかなり現実味がある小説。


燃える氷(上)
燃える氷(下)